市民の皆さんからのご支援で、仙台市議会議員の2期目に送り出していただきました。公約した、子育て支援の前進、くらしを守る防波堤として働くこと、環境問題など持続可能な未来を切り開くことに、新たな決意で取り組みます。
これまでの4年間で培った力で、市民の皆さんの願い実現にがんばります。ご要望などありましたら、お気軽にお寄せください。
仙台市議会議員 高村直也
私の決意
私の決意
コロナ禍やロシア軍のウクライナ侵攻の影響をはじめ、いま日本と世界は、くらしと平和が脅かされる新たな局面にあります。そうした中でも、めざすべきものをしっかり見据えて、必要なことにコツコツと取り組んでいくべきです。
当面めざすべきは、北東アジアの平和であり、人々のくらしと、それを取り巻く環境を持続可能なものにしていくことです。
政令指定都市である仙台市では、市独自で多彩な取り組みが行われています。地産地消やエネルギーの自給、子育て支援の充実など、地域から一歩一歩、取り組んでいけることはたくさんあります。
私は、脱炭素のまちづくりに向けて、具体的な提案と論戦を積み上げてきました。また、4病院再編や公立保育所の廃止方針では、少子高齢化を口実とした、一方的な削減に反対し、くらしを守る防波堤の役割を果たしてきました。さらに、住民のみなさんとの草の根の対話や交流を重視して取り組んできました。
今後も、住民のみなさんとともに地域から持続可能な未来への歩みをまっすぐに進めていく決意です。
プロフィール
1983年新潟県生まれ。
東北大学大学院理学研究科博士前期課程修了。
日本共産党宮城県委員会に勤務し、平和運動部長、市民運動部長などを務めた。
衆議院選挙に3回立候補。
2019年仙台市議に初当選。
現在、市議会健康福祉委員会委員、木材利用促進議員連盟幹事。
交通指導隊東中田分隊。
柔道初段。
太白区東中田在住。
仙台市に温もりと活力を
活動実績
気候危機対策で積極的に提案
脱炭素の街づくりをめぐっては、議会でくり返し論戦に取り組んできました。
原動力は、たくさんの若者の声を聴いてきたことです。人間の経済活動によって、地球温暖化が進行し、わずか数十年先の未来が脅かされている事態は深刻です。
この間、リフォームを含む断熱住宅への助成制度が昨年度と比べて5倍になったこと、林業では、森林アドバイザー養成講座に自伐型林業のカリキュラムが盛り込まれたことは、論戦の成果です。
仙台市では今、温室効果ガス削減の2030年年度までの目標引き上げの検討が行われています。積極的な目標となるよう声をあげていきましょう。
引き続きコロナ対策の充実強化を
コロナ第8波のピークだった昨年12月には、仙台市で感染者数が4万8988名、コロナ関連死者数が94名(1月までの確認分)と、どちらも過去最高になりました。
空気感染・エアロゾル感染が「主たる感染経路」とする専門家の指摘を踏まえ、対策の強化を求めました。換気対策、熱中症・寒さ対策を両立する全熱交換形換気扇の活用や、CO2センサーによる窓開け換気の検証の必要性を議会で指摘しました。
地域の願いを市政に届けてきました
●水害対策、台風19号を教訓に地域を歩き、論戦
郡山7、8丁目の冠水対策、旧笊川、九ヶ村堀などについて議会で取り上げてきました。
JR南仙台駅の利便性向上を
中田地域の中心に位置する南仙台駅は、仙台市の中でも、3番目に乗降客数が多い駅です(日平均8,058人・令和2年度)。
一方、その機能については、「利用者が多いにも関わらず、規模が小さい」「お隣の名取駅のように、便利で広々とした駅にしてほしい」など、利便性の向上を求める声を伺っています。
私は、駅北側に隣接する仙台市の土地を地域ぐるみの議論を踏まえ、積極的に活用すること、当面は、すぐに活用でき、その後の柔軟な利用もできる、民間駐車場として貸出することを提案しました
願いの実現へ、私も地元のみなさんと心を一つに、取り組んでいく決意です。
政策
政策
子育て安心の街へ
3つのゼロを実現します
私は「仙台市でも、学校給食を無料にしよう」と呼びかけ、地域をまわってきました。多子世帯の苦労や子育てに十分にお金をかけられない、切実な実態をお聴きしました。
人生のスタート時点において、食事や医療など、発達と成長に必要な条件が保障されないことは問題です。権利として、しっかり保障されるべきです。
①学校給食費は無料に、②18歳までの子ども医療費はゼロに、③国民健康保険料の子どもの均等割分の負担をゼロにしましょう。
4病院再編ー関係者・住民不在のやり方は白紙撤回を
「子どもが小さい頃に赤十字病院にお世話になった。これからも地域で役割を果たしてほしい」(40代男性)「娘に赤十字病院まで送り迎えをしてもらっているが、名取市に移転となると難しい」(80代女性)「赤十字病院がなくなったら、市立病院に行くことになるのか。受け入れ体制はつくれるのか」(60代女性)など、住民のみなさんから、切実な声をお聴きしました。
医療関係者、地域住民の声を聴かない4病院※の再編計画を白紙撤回させるために、がんばります。
※仙台赤十字病院、東北労災病院、県立がんセンター、県立精神医療センター
若者が希望のもてる仙台に
若者が希望をもち、暮らし続けたいと願う仙台の実現へ、学生の学びを保障する独自の返済不要の奨学金制度の導入や若者や子育て世帯を対象とした家賃補助制度の創設、宮城交通にも広がった学徒仙台フリーパスを充実させ、通学支援を行います。
若者の声が市政に反映する事業をさらに充実させ、参画と支援に取り組みます。
高齢者に優しい仙台市に
人生100年時代といわれる中で、高
齢者が、安心して暮らせる環境づくりが求められます。自治体独自の取り組みとして広がっている補聴器購入助成の実施や見守り支援の強化に取り組み、敬老乗車証制度の維持発展に努めます。
さらに、国民健康保険料の引き下げをはかり、医療費や介護負担の引き上げを許さず、介護保険料を引き下げます。市独自で介護の現場で働く職員の処遇改善を図り、安心の介護に力を尽くします。
多様性尊重の市政へ
ジェンダー平等の推進を
仙台市の新たな基本計画では「多様性が尊重され、包摂される、誰もが安心して暮らすことができるまち」「年齢、性別、国籍、障害の有無などの多様性を尊重し、認め合う社会が必要」としています。ジェンダー平等の推進、他政令市に後れをとっているパートナーシップ制度の導入などを、専門部署をつくって進めていきます。
男女の賃金格差の是正に取り組みます。
財源は?
財源は?
くらし・福祉にもっと予算を
仙台市の民生費(福祉の予算)は、20政令市中17位。政令市平均並みにするなら、一般財源であと120億円、総額で290億円ほど増やすことが必要です。財源を確保すれば、様々な施策を前進させることができます。
仙台市には財政力が十分ある
仙台市は、今後10年間で約3732億円の財源不足になると見通しを公表しました。しかし、これまでも財源不足が強調されながら、決算が出れば多額の黒字を出している健全財政です。
しかも、2000〜2010年度までの11年間の平均は、6億円の黒字だったのに対し、
2011~2021年度までの11年間では、平均で39億円の黒字です。仙台市の財政は厳しくなっているどころか、東日本大震災以降の方が、余裕ある財政運営になっています
財政難を強調し、市民に我慢を強いるべきではありません。
音楽ホール、立ち止まって検討を
市の音楽ホールと中心部メモリアル複合施設の事業費を当初237億円と見込んでいましたが、資材の高騰などの影響で、350億円にもなるとの想定が示されました。費用が膨らみ、市政にも影響することが懸念される中、一度立ち止まって慎重に検討するよう求めました。
日本共産党宮城県議団
お問い合わせ先
仙台市太白区中田1丁目7-48
☎022-741-5052